SBI証券でクロス取引をアプリで行う時の操作方法を解説しています。
SBI証券のアプリはこちら。
用語解説
その日の最初の取引。
楽天証券では前場は9時以降の最初の取引。後場は12時30分以降の最初の取引。
注文が通って取引が成立すること。
信用取引で売り建てた(空売り)株に対して、証券会社へ手持ちの現物株を返済すること
つなぎ売りスケジュール
次のようなスケジュールで注文を成立させていきます。
(権利付最終日の日付は証券会社のカレンダー等で確認してください)。

この記事では、29日が権利落ち日、26日が権利付最終日を例として進めていきます。

つなぎ売り手順
- ①寄付前
(例では25日19時〜26日8時30分ごろまで)①一般信用売り注文まず、一般信用売り注文で在庫を確保します。(ミスをしてもやり直せるように市場が動いていない時間に注文を出します)
- ②寄付前
(例では25日19時〜26日8時30分ごろまで)②現物株買い売り注文の在庫が確保できたら、現物株の買い注文を出します。(こちらも、ミスをしてもやり直せるように市場が動いていない時間に注文を出します)
- ③寄付後
(例では26日9時以降)③約定一般信用売り注文・現物株買い注文が約定します。
- ③権利付き最終日17時半以降
(例では26日17時半以降)④現渡権利付き最終日の営業時間を過ぎたら、現渡注文で信用売りの株と現物保有の株を清算します。
では、実際のアプリ画面での注文方法です。
SBI証券アプリのつなぎ売り操作方法
【①寄付前】一般信用の売り注文
まず、一般信用の売り注文を行います。
操作方法
銘柄を検索し、取引→信用新規売をタップします。
注文画面を下のようにセットします。


一般/日計り売建受注枠が×の時は在庫がない状態です。
リロードして誰かのキャンセルを待つか、在庫が補充されないと発注できません。
注文可能なのは◎または△の時だけです。
「発注」を押します。
注文ができているかの確認
「注文照会」の「未約定一覧」から確認します。

銘柄名と株数に間違いがないことを確認します。また、信売(15日)になっていることも再度確認します。
【②寄付前】 現物株買い注文
①の売り注文ができたら、買い注文を入れます。
操作方法
銘柄を選択し、取引→現物買と進みます。
注文画面を下のようにセットします。

上記のとおり入力し、「注文する」ボタンを押します。
注文後の確認
注文照会→未約定注文を確認します。

信用売り、現物株買いの注文を終え、この状態になっていたらOKです。
約定を待ちます。
【③約定】
念の為、約定したことを確認しておくと安心です。
約定したことを確認
注文照会→当日約定一覧で確認します。

出しておいた注文が[約定済]で平均約定単価が同じ価格であれば注文成功です。
この状態にしておいたら、あとは権利付き最終日の営業日が終わるまで待ちます。
【③権利付最終日の17:30以降】現渡
権利付き最終日の17:30以降、信用売りの株と現物株を清算する=現渡注文を行います。
操作方法
口座管理→信用建玉画面で現渡する銘柄をタップし、「現渡」をタップします。
建玉を選択し、株数を入力します。
注文後の確認
注文照会をタップし、注文状況が「注文中」となっていることを確認します。

これで全ての工程が終了しました。

あとは、優待が届くのを待つだけです♪
【参考】私の注文スケジュール
在庫が沢山ある株で貸株料を節約しながら注文するなら、こんなスケジュールになります。

といっても人気のある株は権利付き最終日の前日まで残っていることなんてまずないので、貸株料はかかりますがもっと前の段階で(1か月以上前に終えていることも…)②の「現物株買い」まで終わらせておきます。
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