つなぎ売りスケジュール
次のようなスケジュールで注文を成立させていきます。
(権利付最終日の日付等は銘柄によって異なります。証券会社のカレンダー等で確認してください)。
つなぎ売り手順
- ①寄付前一般信用売り注文
まず、一般信用売り注文で在庫を確保します。
- ①寄付前制度信用買い注文
売り注文の在庫が確保できたら、買い注文を出します。
手数料節約のため信用買いで注文します。 - 寄付後約定
一般信用売り注文・制度信用買い注文が約定します。
- ②約定後~15時現引注文(制度信用買い分)
制度信用買いの分を現物株にします。
出来れば、制度信用買いの注文が確定した営業日中に行います。
営業日をまたぐと金利が発生するため、なるべく早めに現引を行います。これで、現物株を保有した状態になります。
現物株を保有したまま権利付き最終日を終えれば、株主優待の権利が手に入ります!
- ③権利付き最終日17時半以降現渡
権利付き最終日が過ぎたら、現渡注文で信用売りの株と現物保有の株を清算します。
では、実際のアプリ画面での注文方法です。
SMBC日興証券アプリのつなぎ売り手順
【①寄付前】一般信用の売り注文
まず、一般信用の売り注文を行います。
操作方法
銘柄を検索し、注文・登録→信用取引指示→新規売りとタップしていきます。
注文画面を下のようにセットします。
注文が出来ているかの確認
信用取引の「注文約定一覧・取消・訂正」をタップします。
青字の「売建」注文が表示されていれば成功です。
【①寄付前】 信用買い注文
売り注文が通り在庫を確保できたら、買い注文を入れます。
操作方法
銘柄を選択し、 注文・登録→信用取引指示→新規買いとタップしていきます。
注文画面を下のようにセットします。
上記のとおり入力し、「注文する」ボタンを押します。
注文後の確認
寄付前にこの状態にセットしておき、約定を待ちます。
【②約定後~当日15時までに】現引注文
約定した日の15時までに「現引き注文」を忘れずに行います。
操作方法
信用取引の 建玉一覧→「買い」の建玉→現引注文 とタップしていきます。
注文数量を入力し、注文を確定します。
約定後は「残高」の「お預かり証券」欄に現物株が表示されます。
【③権利付最終日の17:30以降】現渡
権利付き最終日の17:30以降、信用売りの株と現物株を清算する=現渡注文を行います。
操作方法
信用建玉一覧から、取引する銘柄→現渡注文 とタップしていきます。
注文画面です。
注文数量を入力し、注文を確定させます。
これで、つなぎ売りの全工程が終了しました !
あとは、優待が届くのを待つだけです♪
【参考】私の注文スケジュール
在庫が沢山ある株で貸株料を節約しながら注文するなら、こんなスケジュールになります。
といっても人気のある株は権利付き最終日の前日まで残っていることなんてまずないので、貸株料はかかりますがもっと前の段階で(1か月以上前に終えていることも…)③の「現引」まで終わらせておきます。