JUNO-DSで、複数の音色を組み合わせて演奏するパフォーマンス・モードで、特定の音色にのみエフェクトをかける方法です。
パフォーマンスモードで、特定の音色にだけエフェクトをかけた設定が保存されていない

SPLITボタンを押すと上の黄色とピンクの色で音色を変えられますが、ピンクの音だけエフェクトを掛けたい!って時ありますよね。
パフォーマンス・モードで音色ごとにエフェクトを設定して保存
→もう一度呼び出す
→設定が反映されていない!
という経験はありませんでしょうか。
そんな時の解決法です。
*仕様上、最大3種類のエフェクトしか設定できません。
「PATCH/PERFORM」画面

DUALでもSUPER LAYERでもなんでも良いですが、今回は「SPLIT」画面で説明します。
「EFFECT」を選択、変更したい音色のMFX○ Source番号を確認

今回はFinger Bs 3(LOWER{PART2})のエフェクトだけ変更します。
LOWERのFinger Bs 3は MFX2 Sourceに割り当てられています。
「COMMON」タブで確認した「MFX○」のエフェクトを変更する

LOWER(Finger Bs3)のエフェクトはMFX2でした。なので、MFX2タブのエフェクトを変更します。
わかりやすいように「DELAY」に変更しておきます。
「WRITE」で「PATCH WRITE」を選択

エフェクトを「DELAY」に変更したら、「EXIT」ボタンでこの画面に戻ります。
「Finger Bs 3」と、よく見ると上の「Temp Perform」にも「*」がつきました。
ここで「WRITE」を押します。

ここで「PERFORMANCE WRITE」を選択すると、

この画面が出ます。ここで「OK」を押すと、さっき設定した「DELAY」が反映されなくなってしまいますので、必ず「CANCEL」を選んでください!

「WRITE」ボタンを押したあと、下の「PATCH WRITE」を選択します。

と、この画面になります。
ピンと来たでしょうか。
そうです。エフェクトを設定した音色を保存します。
「DELAY」を設定したので、「Finger Bs D」としておきます。

これでベースの音色に「DELAY」が設定されました。
音色の保存後に、「PERFORMANCE WRITE」
最後に「WRITE」を押して、

「PERFORMANCE WRITE」で完了です。
パフォーマンス・モードはエフェクト込みで保存するものだと思っていました。
しかし、パッチにエフェクトを保存しておく必要があったんですね。