JUNO-DSは、初心者に最適!と言われるほどコスパ、操作性に優れ、最低限の機能が揃っているシンセサイザーです。
初心者が手に取りやすいモデルなだけに、買って早速家で使おうとすると
シンセサイザーだけ買ったら音が出せない!
となりがちです。
この記事では、最低限音を出すために必要な機材を紹介します。
JUNO-DS(シンセサイザー)と一緒に買わなければいけないもの
実はJUNO-DS本体のみでは音を鳴らすことは出来ません。
電子ピアノやキーボードならスピーカーがついているので、触ったことがある方は戸惑うかもしれません。
JUNO-DSを購入する時は、一緒に下記のものをセットで買いましょう!
シールド
シールドとは、ケーブルのこと。
バンド演奏で使うなら、シールドはライブハウスで演奏するときはもちろん、スタジオ練習でも必ず使うので自分で用意しておきましょう。
あまり短いと足を引っ掛けてしまうので、最低3mはあるといいかなと思います。
最低1本あれば音は出せますが、2本あればステレオ出力出来て臨場感が出るので、2本買っておくのがいいですね。
(ただ、ライブハウスの環境によっては2本刺す余裕がなくステレオ出力ができない場合もあります。)
自宅練習で音を出すときに必要なセット
自宅練習用に、最低限音を出すために必要なセットを紹介します。
【一番手軽】変換プラグと有線イヤホン
一番手頃に始められるのがこのセットです。
JUNO-DSには、普通のイヤホンやスピーカーを直接挿せませんが、「変換プラグ」があれば手持ちのイヤホンやスピーカーを繋げて音が出せます。
変換プラグ+イヤホンの繋げ方
変換プラグをJUNO-DS裏側の「PHONES」に挿し、イヤホンやスピーカーを繋げます。
手持ちのイヤホンがあるなら、一番安く済みますね。
モニタースピーカーも必要です
上で紹介した方法は手軽ですが、ヘッドホンやイヤホンで聞くのとスピーカーを通して聴くのでは音の感じ方が全然違います。
バンド演奏やストリートライブで演奏するのが目的なら、本番に近い環境になるようスピーカーで音を出しながら音色を調整しないと聞こえ方が全く違ってきます。
スピーカーの選び方も気をつけましょう。
音楽鑑賞用のオーディオスピーカーは機種ごとに聴きやすくリミックスされていることがあります。
シンセサイザーの幅広い音域に対応でき、音色を忠実に再現できるようにDTMやDJなどで使う「モニタースピーカー」を使うのがいいです。
ステレオで練習できる環境にしておくと色んな場面で対応できるので、2個セットで買えるものがいいです。
オススメはこちらです。
モニタースピーカーの中では比較的安価ですが、原音再現能力もバッチリ。コンパクトで家庭でも使いやすいです。
Bluetoothにも対応しているので、スマホから音源を流して聴き比べたりと多用途に使えます。
YAMAHAサイトで「室内用シンセサイザーモニター」としておすすめされている中で一番安価なモデルです。
一番安価と言っても、プロ仕様なので性能はお墨付き。2つセットで購入し、ステレオ環境にしたいですね。
演奏時の音声をスピーカーでモニターされたいときは、一般的に「パワードスピーカー」「モニタースピーカー」などと呼ばれる「アンプ内蔵スピーカー」をご用意いただくと便利です。
【シンセサイザー/ステージピアノ】どのようなスピーカーが使えますか?(室内)
また、スピーカーを2本ご用意いただくことで、ステレオのモニター環境を構築することができます。ステレオのモニター環境をお作りいただくことで、シンセサイザーやステージピアノ(以下、電子楽器と表記)の音の広がりをお楽しみいただけます。
ご自宅などの室内で使用する場合、ヤマハ取扱製品では、「HS Series」、「MSP STUDIO Series」、「MSP3」、「MSP3A」「MS101-4」がおすすめです。
モニタースピーカーの接続にはシールドが必要です。記事の最初で「必ず購入するもの」と紹介しましたが、付属品にはついていないことが多いので買っておきましょう。
スピーカーが2つなら2本必要です。
路上ライブ用に必要なセット
路上で音を出すなら、充電式または電池式のスピーカーで持ち運びできる大きさのものを使います。
充電式または電池式スピーカー
充電式または電池式スピーカーのオススメはこちら。
キーボードの他に何を繋ぐかが大事なので系統数と大きさのバランスで決まってきます。
シンセサイザーと同じROLAND製です。キーボード用なので高音質。
弾き語り路上ライブでよく見かける人気の製品ですね。
3チャンネルあるので、マイク+シンセサイザー+もう1本の楽器がつなげられます。
こちらもROLAND製で、バンド演奏にオススメなアンプです。
ギターサウンド用アンプも付いていて多機能です。
EXでないモデル「CUBE STREET」はお安いですが、ステレオ入力に対応していないのでシンセサイザーを繋げるならやはりEXがいいですね。
まとめ
この記事のまとめです。
- シンセサイザー単体では音が出ない
- 本番やスタジオ練習に備えてシールド2本、3m程度のものを買っておくと良いです
- 一番手軽なのは変換プラグ+手持ちの有線イヤホンまたはスピーカーで最低限音が出ます
- 音色を調整するならモニタースピーカー(+シールド)でちゃんとした音を出しましょう
- 路上ライブをするなら充電式のスピーカー(+シールド)が必須です
私自身、シンセサイザーだけ買って帰ってその日のうちに使えずガッカリした思い出があります(笑)
よくわからなければセットで買いましょう
シールドが何本いるとか、オススメの機材とか、選ぶのも考えるのも大変ですよね。
そんな時は初心者に便利なセットを購入するのが間違いないです。
最低限、音が出るセット+スタンド+ペダルが揃います。
スタンドもペダルも単品で買うとそれなりの値段がかかるので、セットで買ってしまうのがオススメですよ。
シンセサイザーだけ買ったけど、家で使おうとしたら音が出ない・・・
は初心者あるあるです。
購入前に最低限、準備をしておきましょう!