↑ムービー関連の記事まとめです。
さて、前回に続き結婚式ムービー作りです。実は、
ムービー作りに一番時間がかかるのが、前準備の写真集め
なんです。
というのも、披露宴に来ている人が見たいのは、
新郎新婦の人となりです。
写真集めと同時並行でYouTubeなどでどんな雰囲気のムービーを作りたいかなんとなく決めておくとすんなり作業に入れます。
では、【プロフィールムービー】の作り方です
①写真をスライドショー形式に編集する
プロフィールムービー=スライドショーをベースに作っていく、と考えるとわかりやすいです。
YouTubeで「結婚式」「ムービー」で検索すると出てくる動画、本編はほぼ全部スライドショーです!!
凝って見える動画も、スライドショーを可愛いフレームに入れたり、オープニング、エンディング、切り替わりにちょっとしたアニメを入れることでクオリティの高さを演出しています。
こちらの動画はムービー作成会社のものです。流石のクオリティですが、よ〜く見てみると、写真の見せ方に工夫があるものの、1分以降は写真に文字を入れただけのスライドショーではありませんか!
という事で、スライドショーをベースにタイトルを入れたり、写真の切り替わり時にエフェクトを入れたり、合間にちょっとしたアニメーションを入れたりすることでプロフィールムービーの出来上がりです。
ちょっとしたアニメーションやエフェクトのつけ方も、記事まとめで紹介しています。
②写真を並べる順番を決める
スライドショーで作ろう!と思ったら、次は写真を並べる順番を決めていきます。
構成は?
ムービーの構成の一例です。
①新郎生い立ち
②新婦生い立ち
③二人の出会い
④現在
の順で作っていくと、一般的で見やすい構成になります。
1スライドの表示時間は写真を認識できて、かつ文字が読める7秒必要になります。
なので5分程度のムービーをつくるなら、7秒のスライド45枚程度でしょうか。
After Effectsでは「コンポジション」という言葉が使われます。
「コンポジション」=「スライド」と思っておくとイメージしやすいです。
内訳は?
構成を決めたら、場面ごとにスライドショーの内訳を決めていきます。
Youtubeで色々な会社のプロフィールムービーを見て解析したところ、平均かつ一般的な構成はこんな感じでしょうか!
↓
新郎生い立ちタイトル1スライド
↓
新郎生い立ち15スライド
↓
新婦生い立ちタイトル1スライド
↓
新郎生い立ち15スライド
↓
2人のあゆみタイトル1スライド
↓
2人のあゆみ10スライド
↓
エンディング1スライド
あとは、お二人の生い立ち、出会ってからの比重で決めて行くのがいいですね。
もちろん、順番をこの通りにする必要は全くありません。
あえて変えることで印象的になっているムービーもたくさんあります↓
こちらは、ほぼ2人の出逢いからのみで構成されているムービーです。動画が多いと臨場感があり、ドラマみたいです。
2人の共通の友人が多い式などは、こんな構成も素敵ですね!
③写真、コメントを決める
どの写真を使うか決めたら、コメントを考えます。
映画の字幕の世界では、人間が1秒に読める文字は4文字
が鉄則のようです。
これを踏まえて、7秒のスライドには20文字程度で納めたいものですね。
④スライドショー化する
スライドショーの作り方はこちらの動画がとっても参考になります。
テンプレートのダウンロードもできます!
(1スライド7秒と説明していましたが、オーバーラップ効果を使う場合は、コンポジションの長さに前後の時間分を足して9秒位でつくっておくとよいです。)
使いたい写真が多い場合、コンポジションの中身をいじって、1スライドで写真を複数枚使うこともできます。
あとはコンポジション内に写真、テキストを配置していくだけ!
シンプルイズベスト!な方はここで完成です。
After Effectsの参考書
いきなり上の動画を紹介しましたが、After Effectsをいじったことがないとちんぷんかんぷんと思います。
私もイラレ、フォトショは少し触ったことがありますがチンプンカンプンでした。
そこで、まずいくつか参考書に触れて見て感じをつかむのが良いです。↓で紹介するものはいくつか動画を作りながら解説してくれる本で、どのようにいじれば良いかがわかるようになります。
続きます。